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お散歩マニア

【勝負と縁結びの神様 乃木神社】

JUGEMテーマ:自然


〜 前回のあらすじ 〜

六本木ヒルズの夜景から遡ること半日ほど・・・
中華料理屋店で老舗の味を堪能する前に、ケルくんたちは
ある場所を訪れていたのです。それは・・・


「腹が減ったからって、何の計画もなしに
 見知らぬ駅に降りる奴がいるか! 全く・・・」

「案ずるより、産むが靖史クマ!!」

「ケル坊・・・ 
 よくわからんが、全国の靖史さんに謝っとけよ」

乃木神社1.jpg

「この辺りは、乃木坂というのか・・・
 確かに、長い坂になっているようだな」

乃木神社2.jpg

駅を出たケルくんたちの目に、真っ先に飛び込んできたのは
長い坂、そして・・・

「神社?」

「駅の出口が、神社の入口とは・・・」

乃木神社3.jpg

笠間のイナリくんとお友達になってから、
神社という場所が少し身近になったケルくん。

「入ってみるクマ!」

「イナリの坊主の神社とは、またちょっと違うようだな」

乃木神社4.jpg

「ちょっと待ちなせぇ!」


「・・・? ケル坊、何か言ったか?」

「何も言ってないクマ」

「気のせいか・・・」

再び階段を登ろうとしたケルくんたち。


「ちょっと、お待ちなせぇ!!!」

「うおお、びっくりした!!!」

振り返ると、狛犬がケルくんたちの方をじっと見ています。


「おい、ケル坊・・・
 あの狛犬、上半身だけ筋骨隆々だぞ・・・」 ヒソヒソ

「おかしな髪型クマ・・・」 ヒソヒソ


「お二方、丸聞こえでやんす・・・」

微妙にダメージを負い、項垂れる狛犬。

乃木神社5.jpg

「お二方、この近辺は 初の来訪とお見受けしやした!」

顔を見合わせるケルくんとウメッピ。


「アイツ、オレたちの会話を盗み聞きしていたのか・・・?」 ヒソヒソ

「危険すぎるクマ・・・」 ヒソヒソ


「あっしの神さんに誓って、怪しい者じゃございやせん!」

眉をヘの字に下げて、額の汗をぬぐう狛犬。


「この辺りの観光スポットに詳しいトレンディなお方が、
 この境内にいらっしゃいやすもんで、ぜひ尋ねてみて下せぇ」


「・・・うさんくさいクマ・・・」

「もう 小声ですらないでやんす!」 ガーン


「あっしのような天然パーマではなく、サラサラストレートヘアーの
 凛々しいお方なんでやんす!」

(気にしていたのか・・・)

乃木神社6.jpg

「まぁ、もともと入ってみるつもりだったからな」

「見つけたら、声をかけてみるクマ!」

ムキムキで天然パーマの狛犬と別れ、境内へと入っていくケルくんたち。


「ウメさん、あっちみたいクマ!」

乃木神社7.jpg

「これは・・・ おみくじが結んであるぞ!
 球体とは、なんともハイカラな・・・」

乃木神社8.jpg

手水舎
乃木神社9.jpg

手水舎で手や羽を清めるケルくんたち。

「冷たくて、気持ちいいクマ〜」 ザバシャァ!

「ケル坊・・・ ここは、そんなバシャバシャと
 水を浴びる場所じゃねーんだぞ」

乃木神社10.jpg

「あっ! 見えてきたクマ!!」

「あれが本殿だな・・・
 ・・・・・・・・ケル坊、なんかいるぞ」

乃木神社11.jpg

「「よく来たわね!!!!」」 ジャーン

「また出たクマ!!!」

乃木神社12.jpg


乃木神社13.jpg


乃木神社14.jpg


乃木神社15.jpg

「「私たち、阿吽の狛犬よぉ!!(超低音)」」


「ケル坊・・・ これはヤバイところに来ちまったぞ」 ヒソヒソ

「さっきよりも強力な髪形クマ・・・」  ヒソヒソ


「繊細な乙女に向かって、失礼な坊やたちね!!!」

「この傷ついた心、どうしてくれるのよ!!!」

野太い声で拗ねる阿吽の狛犬。


「坊やたち、この辺は始めてなんでしょ?
 激アツでナウいスポットについて、私たちが教えてあげるわ!!」

乃木神社16.jpg

「おかっぱのおじさん、
 この辺りで美味しいお店を教えてほしいクマ!」


「「おじさんじゃねーっつの!!!」」 カッ

 
(怖!!!!!)

乃木神社17.jpg

オネエの狛犬に、中華料理店と六本木ヒルズでのイベントを教えてもらった
ケルくんたちは、鳥居をくぐり、本殿へと向かいます。


華美ではなく、楚々とした佇まいの本殿
乃木神社18.jpg

チャリーン、チャリーン

お賽銭を投げ入れて、手を合わせる2匹。


よだれを拭いながらうへへ・・・とニヤついているケルくん。

(ケル坊のやつ、一体何を願っているんだ・・・!?)

ちょっと引き気味のウメッピ。

乃木神社19.jpg

「ケル坊、何かこっちにも神社があるようだぞ!」

乃木神社20.jpg

「こっちは、学問にご利益があるようだな」

「頭がよくなってきた気がするクマ!!」

正松神社は、乃木大将が師事した玉木文之進と、
その甥である吉田松陰を祀る神社である

乃木神社21.jpg

正松神社に続くレッドカーペット
乃木神社22.jpg

「あっ! こっちでお守りを売っているクマ!!」

「ほう、土産にひとつ買っていくとするか」

乃木神社23.jpg

ずらりと並んだお守りやお札。

「そういえば、ここの神社のご利益は何だ?」


「ここ乃木神社は、主に勝負と縁結びの神様とされておりまして、
 全国からたくさんの方がいらっしゃいます」

ウメッピの問いに、にっこりと答える巫女さん。

乃木神社24.jpg

「え、縁結び!?」

ケルくんの頭の中に、妄想が果てしなく広がっていきます。


「縁結びのお守り、ひとつくださいクマ!!!」

「オレは、そうだな・・・ 勝負の御守りをひとつ頂こうか」

お守りを買った2匹は、境内をさらに歩いていきます。

乃木神社25.jpg

「またここにも神社があるぞ」

「玉子といなり寿司・・・!? 美味しそうな名前クマ!」 ゴクリ

「王子稲荷な」

乃木神社26.jpg

連なる赤い鳥居の下を
トントンとくぐっていくケルくん。

乃木神社27.jpg

乃木夫妻の信仰が篤かったことから、赤坂王子稲荷神社として分霊された
乃木神社28.jpg

「せーの!」

ガランガラン・・・

乃木神社29.jpg

「なんだか、頭もよくなったし
 恋も実りそうだし、玉子といなり寿司もたらふく食べられそうクマ!」

「突っ込んでいいのかどうかわからないが、
 ケル坊が幸せならそれでいいよな」


阿吽の狛犬の熱い投げキッスに身を震わせながら、
境内から出てきたケルくんたち。

「ウメさん! 案内板が
 テレビ画面みたいになっているクマ!!」

「古風な神社のイメージとは裏腹に
 なかなかハイテクだな!」

乃木神社30.jpg

2匹が神社を出る頃には少し日が傾き、
灯籠にも灯りが灯り始めました。

「あっ! 戻ってきたでやんすね!」

入り口の天然パーマの狛犬が、少し嬉しそうにケルくんたちを迎えました。


「中に、なかなか強烈なヤツがいたぞ・・・」

「会われましたか!!
 素敵なお方で、あっしの憧れなんでやんす!」

「その感性はよくわからんが、
 オススメのスポットはいくつか教えて貰えたぞ」

「助かったクマ!!」

乃木神社31.jpg

「また乃木坂に来られましたときには、
 立ち寄ってくだせえ!!!」

見事な上腕の筋肉を躍動させながら手を振る狛犬に見送られ、
中華料理店へと向かったケルくんたち。


「すごい神社だったクマ・・・」

「おかっぱのアイツのセンスは、信じていいのか?」

半信半疑だったケルくんたちは、その後なかなかに充実した時間を過ごし、
今後乃木坂に訪れるたびに、情報と引き換えに、投げキッスの嵐に悩まされることになるのでした。


 ◆◆◆


乃木神社の中には、正松神社と王子稲荷神社がある
乃木神社32.jpg

神社の前には石碑が建てられている
乃木神社33.jpg

幽霊坂と呼ばれていた坂が、乃木坂へ
乃木神社34.jpg

自決当日の朝、正装し最後の写真を撮る 乃木希典将軍(通称乃木大将)
乃木神社35.jpg

境内の至る所にハートマークというギャップ
乃木神社36.jpg

その御利益から、訪れるカップルも多い
乃木神社37.jpg

夫妻の仲にあやかり、神前式の式場としても人気がある
乃木神社38.jpg

『よりそひ守(まもり)』は、対になっており可愛らしいお守り
乃木神社39.jpg

1番人気は、やはり力強い『勝守(かちまもり)』
乃木神社40.jpg

参拝客を、力強い阿吽の狛犬が迎えてくれる
乃木神社41.jpg

千代田線乃木坂駅の地上出口のすぐ横にある
おしどり夫婦が御祭神の神社

明治45年(1912)明治天皇が崩御された時、
日露・日清戦争の英雄とされ「聖将」とも呼ばれた軍人
乃木希典(のぎ まれすけ)将軍と、妻 静子夫人は殉じて自刃を遂げた

以降、乃木夫妻の忠誠心に感激した人々がこぞって乃木邸を訪れ
夫妻をお祀りしたことが由来

実在人物を神様とするタイプで
比較的新しい神社である


勇猛な軍人として活躍した乃木大将であるが
一方で学問にも優れ、学習院の院長にも就任し、
昭和天皇の教育係を務めたこともあり
文武両道の神様とされている

その将軍を最期まで支え、内助の功を尽くされた静子夫人は
夫婦和合の神様とされている

勝負のご利益から就活生や受験生、
縁結びのご利益で女性やカップルなど
たくさんの参拝客が訪れる

最期まで共に支え合った乃木夫妻にあやかり
結婚式の会場としても人気がある


境内には指定文化財にも指定されている
旧乃木邸もあり、無料で見学できる

最近は、アイドルグループ『乃木坂46』の人気で
メンバーが成人式で訪れる神社としても有名になった

参拝の際は、是非
隠れハートマークを探してみよう


【乃木神社(のぎじんじゃ)】

アクセス:東京都港区赤坂8丁目11番27号
千代田線『乃木坂駅』より徒歩1分

参拝時間:6:00〜17:00
(※御祈願の受付時間は9:00〜17:00)
料金(宝物殿、旧乃木邸の拝観):無料


TEL:03-3478-3001
http://www.nogijinja.or.jp/


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  • 2014.08.04 Monday
  • 08:00

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