Calender

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< March 2018 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

食マニア

【フランスパン+ラーメン!? はりけんラーメン】

JUGEMテーマ:グルメ


「今日の講座も、格好いいオレ様の知的な一面に、
 皆、惚れ惚れしていたようだぜ!!」

「僕、育てるなら、
 美味しい果物が、たくさんなる木がいいクマ〜」

つくば市の地域交流センターでの、『盆栽講座〜長寿梅編〜』の講師を終えたウメッピは、ケルくんと一緒に、付近の道をぶらぶらと散策していました。

講座が午前中で終わったので、散歩しがてらのんびり、どこかでお昼ご飯でも食べようと、テクテクパタパタ、2匹はのどかな道を進んでいきます。

今日も、とってもいい天気です。

ハリケン1.jpg

「かぁ〜! 天気もいいし、最高の散歩日和だぜ!!」

ウメッピは、小さな羽を広げて気持ちよく加速しながら、爽やかな笑顔で
ケルくんの方を振り返ります。

「よーしケル坊よ、
 あそこの電柱まで、競争しるぶぇむっ!?」

 ボスッ!   ドスッ!

ハリケン2.jpg

「わああウメさん!?」

「う、うぅ・・・ オレの身に、何が・・・」

何かにぶつかった勢いで、顔面から地面に激突したウメッピを拾い上げるケルくん。 ぎゅっと目を閉じたままのウメッピの顔は、土で真っ黒です。


「いてて・・・ ぺっぺっ!
 一体、何にぶつかったんだ・・・?」

ウメッピは、口に入った土を吐き出すと、
大事な花飾りに絡まった枯れ草を取り除きながら、振り返ってみました。



         《 H A R I K E N 》




「こ、これは・・・・・・!!」 カッ

「これは!?」

何かを悟ったようなウメッピの次の言葉を、
固唾を呑んで待ち受けるケルくん。


「さっぱりわからん!」

「がっくりクマ」 ハァ

ハリケン3.jpg

「はりけん・・・ 何かの店か?」

アルファベットと不思議なマークを、首を傾げて見上げるウメッピ。
ケルくんは、布の後ろ側を覗き込みます。


「あっ!」

「どうしたケル坊!」

「《麺》って、書いてあるクマ!!」

「何! 近くにラーメン屋でもあるというのか!?」

ハリケン4.jpg

辺りをキョロキョロ窺うと、その看板らしきものの後ろに
車がたくさん停まっていて、降りた人が皆一様に、同じ建物に入って行くのが見えました。

「ラーメン! つけ麺! 僕イケメンクマ〜!」

「あの建物、看板や店の名前が全く出ていないが・・・
 本当にラーメン屋なのか?」

ハリケン5.jpg

「ラーメン! ラーメン!!」 トットコ トットコ

ここに来るまでたくさん歩いた上に、ポシェットに入れてきた紀ノ国屋のパンダサブレも食べ尽くし、おなかがぺこぺこだったケルくんは、既にラーメンのことで頭がいっぱい!

前の人に続いて暖簾をくぐり、足取りも軽く扉の中へ・・・


「ま、待てケル坊! オレを置いていくんじゃねえ!!」

懐に入れていた小梅柄の手拭いで、ゴシゴシ顔の土を拭き取ったウメッピも、
慌てて後を追いかけます。

ハリケン6.jpg

「これが店の看板か? はりけんとは、一体何だ?」

入口に掲げてあった表札を眺めるうちに扉が閉められそうになり、
ウメッピは慌てて店内に飛び込みました。

ハリケン7.jpg

「ウメさん、遅いクマ〜」

「おお! 満員だな!!」

店内には、空きを待つ人たちの列が出来ていたので、
ケルくんたちも、列の最後尾にちょこんと並びました。

待っている間にも、どんどんお客さんがやってきて、
列は、お店の扉の外にまでどんどん繋がり長くなっていきます。

「こりゃあ当たりだぞ! かなりの人気店だったようだな!」

「外にあるベンチって、このためにあったのかクマ?」

店内はいつも満員、行列ができることで有名である
ハリケン8.jpg

列が少し進んでくると、食券機が見えてきました。

「おっ! ここで食券を買うシステムのようだな!」

「どれどれクマ〜」

並んでいるお客さんの隙間から、食券を購入する
ハリケン9.jpg

「むむっ!? 醤油ラーメンや味噌ラーメンといった、
 よく見るメニューではないようだぞ!」

「複雑な名前が多いクマ〜」

ハリケン10.jpg

食券機のメニューをじっと眺めていたケルくんは、
ラーメン屋さんでは決して見ることのない単語を見つけて、びっくり仰天!

「えぇっ! ラーメンなのに、ガーリックトースト!?
 僕、これにするクマ〜!!」

ハリケン11.jpg

店員さんの手書きのPOPが貼られている
ハリケン12.jpg

限定メニューやその食べ方まで
ハリケン13.jpg

追加のトッピングやサイドメニュー
ハリケン14.jpg

「大きな鍋だクマ〜」

「スープを煮込むのに使うのだろうか?」

無事に買えた食券を大事に握り締め、
引き続き列に並びながら、店内を観察するケルくんたち。

ハリケン15.jpg

「そういえば、さっきから何やら、眩しいものが
 視界の端に入ってくるんだが・・・」

「あ、あれは・・・!!」

ハリケン16.jpg

「なんだ!?!!??!?」

「なんだか、とてつもなく眩しい何かの銅像クマ!!!!」

(隣の天気予報みたいな奴も、謎だ・・・)

《ビリケンさん》は、尖った頭と吊り上った目の子供の姿をした、幸運の神様
足の裏を掻いてあげると御利益があるとされ、庶民の味方として世界中で愛されており、大阪の通天閣にも置かれている
実はアメリカが発祥で1900年代に、芸術家が製作した作品から生まれたことは、あまり知られていない

ハリケン17.jpg

ビリケン様が鎮座する下に、セルフの給水機がある
ハリケン18.jpg

つまようじや髪留めなどの心遣いが嬉しい
ハリケン19.jpg

カウンター8席テーブル2卓の、こじんまりとした店内
ハリケン20.jpg


ついに順番がやって来て、店員さんに食券を渡すと、
カウンターの椅子によじ登ったケルくんは、楽しみで待ちきれない様子!

「僕、もうおなかペコペコクマ〜」

麺は菅野製麺所のものを使用
ハリケン21.jpg

卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・コショウ・唐辛子
ハリケン22.jpg

「ほほう・・・ あれが、この店の麺か!」

厨房の引き出しから麺が取り出されるところを、興味深く眺めるウメッピ。

ハリケン23.jpg

「美味しい匂いがしてるクマ〜」

そわそわと、既に割り箸を割って待機するケルくん。

ハリケン24.jpg

山積みにされたティッシュ箱にも、お店の心遣いを感じる
ハリケン25.jpg


「お待たせしました!!!」

「おお! 来たか!!」

まず着丼したのは、ウメッピが頼んだ濃厚つけそば。

濃厚つけそばエビ風味
ハリケン26.jpg

「同じものを2枚ではなく、
 異なる2種類のチャーシューを乗せてくるとは・・・ これが、この店の人気の秘訣か!?」

チャーシューは2種類
ハリケン27.jpg

スープを一口すすると、口の中に濃いエビの旨みが広がり、
ウメッピは目を閉じて、味の余韻を楽しみました。

「これは、なんて旨いスープだ!!」 ズズゾゾゾ



そうする内に、ケルくんの頼んだ鶏そばが着丼。

カウンターに置かれたその丼の中には、
今までのどんなラーメン屋さんでも、見たことのない光景が・・・


「うわあ〜!! ラーメンに、フランスパンが刺さってるクマ!!!」

「すげえええええ」

一番人気の鶏そばは、あちこちのメディアに取り上げられ、お店の顔的存在
ハリケン28.jpg

スープに半分浸かっているパンを、少し齧ってみたケルくん。

「カリカリして、美味しいガーリックトーストだクマ〜!」

ケルくんは、そのまま全部食べずに、オススメの食べ方として書いてあった通り、スープに浸して食べてみることにしました。

「わわっ! トーストがスープを吸って、じゅわっとして・・・
 カリカリの時とはまた違って、美味しいクマ〜!!」

「ふむ・・・ 考えるもんだな!」

ポタージュと形容されることの多い濃厚なスープと、
絶妙な組み合わせのトッピング

ハリケン29.jpg

「この赤いのって、辛いのかクマ?」 パクッ

「・・・どうだ? 辛いか!?」

「あっ! これ・・・ トマトだクマ!
 ラーメンに、トマトが入ってるクマ!!」

「トマトにガーリックトーストとは、まるで洋食の風情だな!」

「この不思議な組み合わせ、癖になりそうクマ〜」

菅野製麺特製の中細ストレート麺
ハリケン30.jpg


あさりの潮バターまぜそば(限定)
ハリケン31.jpg

特製ギョウザ
ハリケン32.jpg


「ふう・・・ ごちそうさまクマ!!」

丼に顔を突っ込んでいるウメッピより、一足先に食べ終わったケルくん。

麺の一本、薬味の一欠片すら残さず完食したケルくんの丼は、
洗って綺麗にしたかのように、ピッカピカです。


「うーん、なんだか
 眠くなってきたクマ・・・・ Zzz」

おなかがいっぱいになったケルくんは、次第に重くなる瞼に勝てず、
コクリコクリと船を漕ぎ始め、

ついには、椅子に座ったまま、
幸せそうな顔でグーグーと眠ってしまいました。




「・・・ん? 誰だ? 
 ビリケンさんを、こんな所に移動させたのは」

丼を下げにきた店員さんは、椅子の上で眠りこけるケルくんを見て、
すぐに、よっこらしょと抱えると、給水機の上にドスンと飾りました。

「あれっ、こんなに重かったっけか?」

店員さんは、首を傾げながらも、テキパキと厨房に戻っていきました。




〜〜 数分後 〜〜



「ああ、実に旨い一杯だった!!」

割ったスープを最後の一滴まで飲み干したウメッピは、
パンパンに膨れたおなかをさすりながら、ようやく丼から顔を上げました。

「むっ? ケル坊はどこだ?」

隣にいたはずのケルくんの姿が見当たらず、ウメッピは店内をキョロキョロ。



結局・・・・

ウメッピが発見して大騒ぎになるまで、ありがたい姿のまま、
金色の台座の上で、グースカ幸せそうに眠っていたケルくんだったのでした。

ハリケン35.jpg


 ◆◆◆


店名は入口の小さな表札のみ、極めてシンプルな外装
ハリケン33.jpg

駐車場は、停める場所に悩むほど常に満車状態
ハリケン34.jpg


某茨城ラーメン本で、人気投票1位に輝いた実績を持つ
つくば市の超人気ラーメン店

市の中心部から車で20分ほど離れ、県道200号線沿いと駅から遠く、
車しか交通手段がないような場所にも関わらず、
休日には開店の1時間以上前から行列ができるほど


茨城の人気店である活龍グループで修行した店主は、
もともとフレンチの出身であり、そのセンスや工夫が、ラーメン作りにおいて随所に散りばめられている

中でも一番人気の『鶏そば』は、
ラーメンにガーリックトーストという見た目のインパクトもさることながら、
鶏白湯に野菜を加えた濃厚なスープ、それを引き締める刻み玉ねぎ、
オリーブオイルにつけた刻みドライトマト、軟骨入りの鶏つくね団子などが
ラーメンの丼の中で、見事に調和した斬新な一杯である

菅野製麺の麺は、つくば市では他に《麺屋 猪貴-CHOKI-》、《大河》、
取手市の《山びこ》なども採用している


「はりけん」という店名の由来は、ハリケーンではなく、
店主の張替(はりがえ)健一さんが、皆から「ハリケンさん」と呼ばれていたことからである

※茨城県坂東市付近には、張替(はりがえ、はりがい)という苗字が非常に多く、坂東市で3番目に多い苗字となっており、全国の約3割の張替さんが坂東市に存在しているという
つまり、茨城県南では割とメジャーな苗字のようだ


人気店のため、目当てのメニューが売り切れて終了してしまうこともしばしば
確実に食べたいときには、早めに来店するのが◎

道路沿いに看板がひとつあるだけで、それ以外の目印は何もなく
うっかり通り過ぎてしまいそうな場所にあるので注意!



【はりけんラーメン (はりけんらーめん)】

アクセス:茨城県つくば市栗原2857-8

(車)学園東大通りを北上、「台坪入口」交差点を右折後600mのち
   「台坪」交差点をすぎて300mほどのところにある

(電車・バス)常磐線「土浦」駅から「筑波大学中央行き」のバスに乗車、
   「TARAセンター前」下車、徒歩15分
   または、TX「つくば」駅からバス「つくバス小田シャトル」に乗車し
   「テクノパーク桜」下車、徒歩12分

営業時間:11:30〜14:00、17:30〜21:30
      (※材料切れ次第終了)

定休日:月曜日

TEL:029-886-3833
http://tsukuba.ch/shop/?id=8946



記念に、よかったら↓のバナーをクリックしてくれたら嬉しいクマ!
にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ
にほんブログ村 (ブログランキングサイトです)
  • 2015.02.27 Friday
  • 08:00

Comment
Send Comment








   
この記事のトラックバックURL
Trackback