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ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第3話》

JUGEMテーマ:ものがたり

「何やらお困りのようですねえ」
しきりに揉み手をしながらぶんぶんと浮かんでいる彼は
どうやら、ケルくんのことを心配しているようです。

そのふくよかな体型と穏やかな物腰に安心したケルくんは、
これまでのいきさつを、彼に話してみることにしました。

   ◆◆◆

《まな兵衛》と名乗った恰幅の良いハチは、ふむふむと
相槌を打ちながら話を聞いていましたが、突然キラリと目を光らせました。

「あ〜、もしやとは思いますが、茨城県への入県手続きを・・・ まだ済ませていらっしゃらない?
それでは、県滞在資格の申請書や入県証明書の発行もまだなのでは?」

「ニュ、ニューケン? タイザイ・・・??」
初めて聞く言葉の嵐に、ケルくんの頭はぴよぴよ状態です。


「まずいですよ、これは・・・ うん、実にまずい!!このままでは・・・
捕まって、即刻牢屋にいれられてしまうでしょうな」

「えぇっ・・・」
あまりのことに絶句したケルくんの脳裏に、
暗い牢屋でおやつをお預けされ、おしりをペンペンされている姿が浮かびます。
___

看守A『うまい、うまいなあこの焼きドーナッツ』
看守B『これを食べられないなんて、かわいそうになあ、ぐへへへ・・・』
看守C『なんでも、入県手続きをしてなかったらしいぜ・・・』

「おしりが割れるクマ〜」
___
牢屋ケル.jpg

「大変クマ!おしりが割れちゃうクマ!」

「(お、おしり・・・!?)
私が来たからには大丈夫!! おしり?も大丈夫です!!」

「どうしたらいいんだクマ?」
想像してしまい、おしりが痛くなってきたケルくんの目の前に、まな兵衛は1冊の手帳を差し出しました。

「ここに、住所と名前を書くだけです! ほら、今までたくさんの人が書いているでしょう」
「本当クマ〜」
詐欺被害ケル.jpg

ケルくんが、渡されたペンで、手帳に自分の名前と谷の住所を書いていると
何かがピカッと光りました。

顔をあげてみると、まな兵衛がカメラを構えて、ケルくんを撮っています。
「どうして写真をとるクマ?」

思わず、ウィッシュのポーズを取りながら訊いたケルくんに
まな兵衛は、手のひらを差し出しました。

「こちらの住所に送りますので、お代を頂戴します」
「えっ!! 僕、お金ないクマ!!」


手を差し出したままの、まな兵衛の目が怪しく光ります。
「困りますねえ、もう写真は撮ってしまったんですよ・・・ ここに同意のサインも頂いていますし」

「そんなーーー!?」


怪しい人に捕まってしまったケルくん!
一体どうなる!?

《第4話へつづく!》


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  • 2013.08.02 Friday
  • 08:00

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