Calender

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第7話》


JUGEMテーマ:ものがたり

「起きたら、ほっぺたがものすごく腫れてて痛かったんだけど、何だったのかクマ〜」

「覚えてないほうが幸せだぞ」
偕楽園お茶だし.jpg

ここは、ウメッピが暮らしている梅の里、水戸の偕楽園・・・
ウメッピは、慣れた手つきでお茶を淹れ始めました。

「そういえば、あの鬼女・・・じゃなくて、女の子は一体なんだったんだ? ケル坊の知り合いみたいだったぞ」


「きっとシーちゃんクマ!」

(ケル坊は、登場シーンからいきなり気絶してたもんな・・・)

「シーちゃんは、ハタラク谷のマドンナで、《100の資格を持つ雌グマ》の異名を持つハイスペック美女なんだクマ!」

「ほう、高嶺の花ってやつだな」


「僕、かっこよくプレゼントとか贈りたいのに、お金がないんだクマ・・・」

(まぁ、こっちに来てからプー太郎だもんな・・・)

「資格もゼロだし、貯金もゼロだし・・・ このままでは、シーちゃんにアタックできないクマ!!」

「なるほどな・・・(谷を救う使命を忘れてるぞ)」



そのとき、ケルくんの持っていた携帯電話が鳴り出しました。


 《 電話じゃぞ〜 早く出るんじゃ〜! 電話じゃぞ〜 早》 ピッ


(着信音だせぇー!!)


『もしもし、人材派遣会社のシーケルですが、ハタラクマ・ケルさんでしょうか?』

「そうですクマ!」

(ハタラクマって、苗字だったのか・・・?)


『ご希望されているお仕事が入りましたので、そのご連絡でお電話いたしました』

「おっ! やるねえ!」

(なんで江戸っ子風?)


『簡単なサンプリングのお仕事で・・・』

「プリン!?」

突然ケルくんは様相を変え、白目を剥いて今にも昇天しそうな勢いです。

「ど、どうしたケル坊!」
ウメッピは、慌ててケルくんを揺さぶり起こしました。


「はっ・・・ 三途の川を渡るところだったクマ!!」

『あの〜、今までサンプリングのご経験は・・・』

「プ・・・」 バタリ
プリン瀕死.jpg

「うわー!! ケル坊、しっかりしろ! 顔(?)色がヤバイぞ!!!」

「お・・・ お仕事・・・」 ガクッ

「ケル坊ー!!!! お前、そこまで仕事を・・・」

全身が土色になり幽体離脱しかけているケルくんから、ウメッピは急いで、自分の体ほどもある携帯電話を受け取りました。

「もしもし!」



   ◆◆◆



「・・・ぼ・・・ るぼ・・・ ケル坊・・・!」

「はっ!!!」 ガッ
「ぅぶっ!」

目を覚ましたケルくんは、おなかの上から心配そうに覗き込んでいたウメッピを、頭突きで勢いよく吹き飛ばしました。

「ウメさん? 僕・・・」

「いてて・・・ 全く落ち着きのないやつだ・・・ まぁ、目が覚めてよかったぜ! ほらよ」


ねぼけているケルくんに、ウメッピが渡したのは1枚のメモ。

「? えーと、《集合時間:9:30、持ち物:ボールペン、・・・》 これは・・・」

そこには、電話で聞き取ったお仕事の概要が、小さく綺麗な字でびっしりと書かれていました。


「ケル坊、ティッシュ配りの仕事が入ったぞ! 頑張れよ!」

「ウメさん・・・!!」

ケルくんは、ウメッピの小さな両羽?を握って大喜びです。


「初お仕事クマー!!!」
俄然張り切りだしたケルくんに、ちょっと不安を隠せないウメッピなのでした。



《ケルのやつ、大丈夫かのう・・・》
偕楽園ティッシュ.jpg


ケルくんの初仕事は、ティッシュのサンプリング(配布)だ!!!
やりきることができるのか!?


《第8話へつづく!》


記念に、よかったら↓のバナーをクリックしてくれたら嬉しいクマ!
にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ
にほんブログ村(ブログランキングサイトです)
  • 2013.09.27 Friday
  • 08:00

Comment
Send Comment








   
この記事のトラックバックURL
Trackback