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ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第8話》

JUGEMテーマ:ものがたり


今日は、初仕事の日!!
集合場所である、シーケルビルの前に、少し早めについたケルくん。

「ハタラクマさん、おはようございます! まだ少し早いので、よかったら車内で待っていてください」
準備中の社員さんが、声をかけてくれました。


「ケル坊、ハンカチとティッシュは持ったか? しっかり頑張るんだぞ!!」

「毎晩、枕元にティッシュを置いて寝たから、予習もバッチリクマ!」

(本当に大丈夫だろうか・・・)


「腹が減ったら、これを食うんだぞ!!」

不安に思いながらもウメッピは、早起きして用意した特製梅干し入りのおにぎりを、ポシェットに入れてやりました。
サンプリングウメッピ見送り.jpg

集合時間になると、ケルくんを含め4人のスタッフの前に、ディレクターと名乗るメガネの男性が現れました。

「えー、おはようございます! 本日は、メガネ・コンタクトの『eye★愛』さんのティッシュを、水戸駅前で配布するお仕事になります。」

グループや大人数で派遣される場合、スタッフの中から「ディレクター」や「リーダー」と呼ばれる代表が決められ、業務中グループの取りまとめをすることになります。(リーダー手当が支給される現場もある)


「業務時間は11:00〜18:00ですが、途中交代で休憩を取っていきます。荷物は・・・ ・・・」

「じゃあ、頑張りましょう!」

ディレクターの説明を一通り聞いたケルくんは、やる気十分です!


配られたスタッフジャンパーを着ると、ディレクターの運転する車に全員で乗り込み、出発!!

「しっかりなー!!」
ウメッピは、車が見えなくなるまで、羽?を振って見送りました。


   ◆◆◆


水戸駅に着いたケルくんたちは、ディレクターの指示で、北口や南口など数箇所に分けられ、交代で配布していくことになりました。

ケルくんの担当は、まずは南口です。

「初仕事、頑張るクマ〜!!」

ケルくんは、紙袋にティッシュをパンパンに詰めこむと、背筋をピンと伸ばして南口の方へ歩いていきました。
サンプリング開始ケル.jpg

外は、ピカピカの青空です。

「さぁ、やるぞー!!」
サンプリング開始ケル2.jpg

「どこにしようかな・・・ あっ あそこ、人がたくさんいるクマ!」

南口のデッキの上でも、特に人が密集しているポイントを見つけたケルくんは、そこで配ることにしました。
サンプリング開始ケル3.jpg

「コンタクトのeye★愛でーす! よろしくお願いしますクマー!」

ティッシュがぎっしり詰まった紙袋を道端に置いて、ケルくんはティッシュを配り始めました。

無言で通りすぎる人もいましたが、大体の人が快く受け取ってくれたので、ケルくんもニコニコです。


「ティッシュ配りの新記録を打ちたてちゃったら、どうしようクマ〜」

ケルくんの妄想は、芸能界にモデルとしてスカウトされるところまで、果てしなく広がっていきました。
サンプリング中ケル.jpg

ぶんぶん!

ぶんぶん!


「さっきから、一体何の音クマ?」

ぶんぶんという耳障りな音に、妄想を邪魔されたケルくんは、周りを見渡します。


「あっ お前は、まな兵衛!! 何しに来たんだクマ!!」

「面白いことに決まってるべ! イヒヒヒヒ!」


ティッシュを巻きつけてふざけた格好をしたまな兵衛は、ケルくんを見下ろしてニヤニヤしています。

「楽しく配っていられるのも、今のうちだべ!!」
サンプリングまな兵衛.jpg

そのとき、肩を落としてうなだれた様子のディレクターが、ケルくんの方に歩いてきました。

「ハタラクマくん・・・ 他社のティッシュが紛れ込んでいると、eye★愛の社員さんにお叱りを受けてしまったんだ・・・ 何か知らないかい?」

「? 知らないクマ!」

「そうか・・・ なんだろうなあ・・・」

ずり落ちたメガネを直して、ディレクターは他のスタッフのところへ行ってしまいました。


転がったティッシュくずのフリをして隠れていたまな兵衛が、再びぶんぶんとケルくんの周りを飛び回ります。

「かわいそうになあ!ギャハハハ! 手元のティッシュをよく見てみるべ!!」

「?」

ケルくんが、持っていたティッシュを見てみると・・・

「あーーーーーっ!! これは・・・!!」
サンプリングティッシュ混入.jpg

慌てて紙袋の中を見てみると、そこにも、色やデザインがそっくりな偽物ティッシュが紛れこんでいました。

「たくさん配っちゃったクマ! 大変クマ!」

「ヒャッハー!その顔! 愉快愉快!!」

ティッシュをかぶったまな兵衛が、おなかを抱えてゲラゲラ笑っています。
サンプリングティッシュ混入2.jpg

偽物をよけて配ろうにも、どのくらい偽物が混じっているのか見当もつきません。
配るべきティッシュは、まだ何百という単位で残っているのです。


「今から選り分けていたら、間に合わないクマ〜」

山のようなティッシュ・・・
混入した偽物のティッシュ・・・

ケルくん、大ピンチ!!



まな兵衛による卑劣な妨害行為!
ケルくんは無事、初仕事を終えることができるのか!?

《第9話へつづく!》


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  • 2013.10.11 Friday
  • 08:00

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