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w closet×JUGEM

食マニア

【カフェ&ベーカリー Rice Forest (ライスフォレスト)】

JUGEMテーマ:カフェ・喫茶店


たまには遠出もいいものだと、茨城県を出て、お隣の千葉県にやってきた2匹。

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「ケル坊、このあたりは香取市の佐原といって、古い町並みや
伊能忠敬が暮らしてたことで有名なんだぞ」

「イノータダタダ?」

「伊能忠敬は、日本中を歩いて地図を作ったすげー人なんだぜ!」

「そんなに歩いたら、おなかがすいてしまうクマ〜」


グー


おなかの虫が騒ぎ出したケルくんは、
食べ物屋さんの看板を探してキョロキョロ。


     Rice Forest


ちょうど目の前に、おしゃれな立て看板を見つけたケルくんは大喜び。


「ごはんの森・・・! 僕、迷い込んでみたいクマ!」

「じゃあ、まずここで飯にするか!」
riceforest1.jpg

そこに佇んでいたのは、古めかしい建屋。


「えっ! この暗くて古そうな家が、カフェなのかクマ??」

ケルくんは、入るのを少しためらいましたが、空腹にはかえられません。
勇気を出して入ってみることにしました。
riceforest2.jpg

「いらっしゃいませー!」

店員さんが、笑顔で2匹を迎えてくれました。


「あれ・・・?」

入ってみれば、そこは意外と広くて、ほどよく明るい店内。

「お客さんでいっぱいクマ!」

客層も若く、ほぼ全席が埋まっています。
riceforest3.jpg

「これはなんだ?」

「派手なベルクマ〜」

テーブルについたケルくんとウメッピは、
目の前に置かれているカラフルなベルを見て首をかしげます。

つついたりひっくり返したりしている内に
隣のグループがベルを鳴らしました。

♪ チリンチリン

「はーい、ただいま伺いまーす!」


どうやら、呼び鈴を使って店員さんを呼ぶシステムのようです。

早速2匹も、呼び鈴を鳴らして注文することにしました。


古民家の和と、カフェの洋・アジアンが溶け合う不思議な空間
riceforest4.jpg


店内のあちこちに、可愛い小物が飾られている
riceforest5.jpg

「注文も済んだし、ちょっと厠にいってくるぞ」

「わかったクマ!」


残されたケルくんは、店内をあちこち見て回ることにしました。

「あっ! テーブルの呼び鈴クマ! ベンジャロン焼っていうんだクマ・・・」

ベンジャロン焼は、『五色』という意味を持つタイの磁器である
riceforest6.jpg

その頃ウメッピは、トイレに向かうまでに見える庭に興味津々。

「玉砂利を敷き詰め、庭園風に和の演出をするとは・・・」

riceforest7.jpg


「わぁ、パンやケーキも売っているんだクマ! どれにしようかな・・・」

ケルくんが狙いを定め、手を伸ばしたその時、ウメッピが帰ってきました。


「待たせたな! よかった、まだ来てないようだな」

(帰りに、忘れずに買って帰るクマ!)
riceforest8.jpg

「お待たせしました〜! あつあつドリアのお客様〜」

ウメッピの前に、ぐつぐつと湯気をたてるドリアが置かれました。


「寒い季節に食べるドリアは、格別だぜ!」

ウメッピは、ふうふうと冷ましながら、
くちばしから伸びるチーズと濃厚なホワイトソースを堪能しています。

ほうれん草、きのこ、レンコン、鮭の入ったアツアツなドリア
riceforest9.jpg

ケルくんが頼んだのは、ガパオライスです。
フォークで卵を刺すと、ピリ辛のひき肉に黄身がとろりと絡みました。

「この絡み具合、たまらんクマ〜!」

ガパオライスには、海老の生春巻きがついてくる
riceforest10.jpg

「ごちそうさま! さて、お土産にパンを買って帰るクマ!」


ご機嫌でいそいそと席を立ったケルくんは、
パンコーナーに立ってカゴを覗き込んだ途端・・・

「な・・・ ない! 

パンが、ひとつも残ってないクマ〜!!!」 ガーン


大人気のパンは、ケルくんたちがランチセットを味わっている間に
どんどん買われてしまい、全て売り切れてしまったのです。


「あのとき、買っておけばよかったクマ〜」

楽しみにしていたケルくんは、ガックリと肩を落としたのでした。



(佐原編 続く!)


   ◆◆◆


佐原の古い町並みに佇む、雰囲気のいい古民家カフェ

飯森さんという方がオーナーなので、『Rice Forest』

テーブル席の他、カウンターもあるので
お一人様でも気軽に入店できる

パンやドリンクをテイクアウトできるが
店内で食べてもOK

テイクアウトの人気商品は、
ベーグルやフルーツタルトなど

一見暗い店内だが、平日でも満席の人気店である



【カフェ&ベーカリー Rice Forest (ライス フォレスト)】

アクセス:千葉県香取市佐原イ1902-7
      佐原の三菱館近く

TEL:0478-54-2260
営業時間:(火〜日 10:00〜18:00)
定休日:月曜日
HP:なし
http://tabelog.com/chiba/A1204/A120404/12027569/




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  • 2013.12.09 Monday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第12話》

JUGEMテーマ:ものがたり


ピンポーン
「ちわーす! どらねこヤマトでーす!」

「ん? 宅配便クマ!」

どうやらケルくんに、何か重たいダンボール箱が届いたようです。

バリバリ
「これは・・・!!」


《 お隣さんから沢山頂いたので、送るわね!
パパとママは早速 体重が2倍に増えて、家中の椅子がみんな壊れちゃったわ!オーホホホホホ! うめぼしくんと仲良くね!    ケルママより 》

(相変わらず、すげー母ちゃんだな・・・)
焼き芋1.jpg

「さつまいもかあ・・・ きんとんにしてもいいし、天ぷらも旨いし、
大学芋も捨てがたいよな。」

いそいそと割烹着に着替えようとするウメッピを制止して、
ケルくんは咳払いをひとつしました。

「オホン! ウメさん、僕たちはもっと合理的に物事を済ませる必要があると思うクマ!」

「どういうことだ?」

「焚き火で暖をとりながら、おなかを満たす方法・・・
つまり、焼きいもクマ!!」


2匹は、箱いっぱいのさつまいもを、焼きいもにして食べることにしました。



   ◆◆◆


ふうふう言いながら集めた落ち葉の上に、アルミホイルで包んださつまいもを乗せると、ケルくんはマッチで火をつけました。


パチパチ・・・


「あったけえ!」

「焼きいも、早く焼けないかクマ〜」

2匹は、冷たくなった手をかざしながら、期待に満ちた瞳で 焚き火を眺めました。
焼き芋2.jpg

「・・・ん? なんか・・・ 火の勢いが強くねえか?」

「たくさん燃えれば、早く焼けるクマ!」


ゴォォォオオオオオ


「いや、いくらなんでも燃えすぎじゃね!?」

「そんなことないクマ! さつまいもだって、まだこんな・・・
 グワァアアアア!!!」

「ケル坊---------------------!!!!」


覗き込んだケルくんの頭髪?に燃え移る炎。

思わず野生にかえるケルくん。


「あついクマ〜
 あついクマ〜!!」

「ケル坊、待ってろよ! ・・・あちち!!!」


助けようとしたウメッピともども、ケルくんたちは
見事なアフロヘアに変身しましたが、気付く余裕はありません。

ぼんぼんと燃え盛る炎に、なすすべもなく立ち尽くす2匹。


「た、助けて・・・!!!」
焼き芋3.jpg

「あー呆れた! 火の用心!!!」

ジュワー!

「シ・・・ シーちゃん!?」

「その格好は・・・ 日本の古典奇術、《水芸》!!」


「大の男二人が、ボーっと突っ立って、情けないったら・・・ それっ!!」

シュバー!

シーちゃんが両手の扇子をパチンと閉じると同時に、
あちこちから大量の水が噴き出し、燃え盛っていた炎は、あっというまに鎮火されてしまいました。


バチパチパチパチ!

「ヒューヒュー!」

「いいぞ、ねーちゃん!」

「アンコール!」

シーちゃんの周りには、いつの間かたくさんの観客が集まっていました。
焼き芋4.jpg


   ◆◆◆


「やっぱりスマートでインテリジェンスな僕たちには、
焚き火で焼きいもだなんて原始的な方法は、そぐわなかったようだクマ!」

「懲りてねーな、ケル坊・・・」


キッチンにやってきたケルくんたちは、
シーちゃんが手際よくさつまいもをオーブンに並べていくのを眺めていました。


【家庭でつくる焼いもレシピ】

1、さつまいもは綺麗に洗ってホイルで包む
(大きい場合は、縦に切って包む)

2、余熱なし160℃に設定したオーブンで90分
竹串がスッと入れば完成!!


ピー ピー ピー


「焼けたクマ!!!」
焼き芋5.jpg

「あちちち・・・」

やけどしないように、注意深くホイルをはがすと
ケルくんは、さつまいもを半分に割ってみました。

「すげえ! 焼いもだ!!」

さつまいもは、黄金色でホクホクの焼いもになっていました。
焼き芋6.jpg

はふはふと、焼きいもにかぶりつく2匹。

「うめえ!」

「とっても甘くて、美味しいクマ〜!! ・・・ん?」

焼きいもの甘い匂いに混じって、
あたりにはバター醤油の香ばしい匂いが・・・


「さっき、おひねりをたくさん頂いたから、鮭とキノコを買ってきたの」

シーちゃんが、ホイルのひとつを開くと
鮭とキノコのホイル焼きが出来上がっていました。

「《働かざる者、食うべからず》・・・
もちろん、あなたたちの分はないわ! 当たり前でしょ!!」

「そ、そんな〜」


美味しそうに大好物の鮭を食べるシーちゃんを
指を咥えて見るしかないケルくんとウメッピだったのでした。



《第13話へつづく!》


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  • 2013.12.06 Friday
  • 08:00

食マニア

【Bistro La plage ビストロ・ラ・プラージュ】

JUGEMテーマ:グルメ


「おっ! そろそろ昼飯時だな」

「今日は何を食べようかクマ?」


ここは、水戸市見川の住宅街。
ケルくんとウメッピの2匹は、カサカサと落ち葉を踏みしめながら歩いていました。


「そういえば、オレはフランス料理って、食ったことがねえぞ」

「フランスって、何の料理のことなのかクマ〜」

「うーん・・・ そうだな・・・
イタリアンといえば、ピザ、パスタ、トマト、オリーブって感じだが、
フレンチってのは、曖昧で、よくわからん」

「確か、ものすごく高級な料理だって、長老が言っていたクマ!」

「・・・・」

「・・・・」

ぱちん・・・

ケルくんは、だめもとで開いてみたがまぐち財布を、そっと閉じました。


「ま、まあ待て! 実は・・・ オレには、
国際尺八コンクールで2位を獲得したときの賞金がある!」 バーン


「えぇっ! シャクハチって、一体何クマ!!」

「尺八はな・・・
心揺さぶる一本竹の唸り! じゃぱにーずそうるだぜ!!!」


「よくわからないけど、すごいクマ〜!!!」


たまには贅沢してみようと、ケルくんとウメッピは
生まれて初めてのフランス料理を体験することにしました。


(そういえば、優勝したのは 女だったような・・・?)

(もしかして・・・ いや、まさかな)

ぼんやりと、優勝者の顔を思い出そうとしたウメッピでしたが
すぐに頭を切り替え、先を歩くケルくんの後を追いかけたのでした。


   ◆◆◆


「ここが、フランス料理屋なのか?」

「さっきのおばちゃんが教えてくれた、なんとかプラプラってお店は
きっとここで間違いないクマ!」
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近寄ってみると
お店の外には、メニューの書かれたボードが立っていました。

「1,680円で、コースだと!?」

「フランス料理って、もっと高いものだと思っていたクマ!!」


「そういえば・・・
『ビストロ』っていうのは、食堂・居酒屋って意味で
《気取った高級フランス料理じゃなく、素朴で食堂的なフランス料理を楽しむ店》を 指す言葉らしい」

食べログを見て、徐々に食の知識を増やしつつあるウメッピ。


「じゃあ、緊張せずに気軽に入っていいんだクマ!」

2匹は、喜んで店内へ入っていきました。
ラプラージュ7.jpg

「いらっしゃいませ!」

店内は、女性のお客さんが多いようで
皆、気取った格好はせず、くつろいで談笑しています。

「なるほど、これがビストロなのかクマ〜」

明るい日差しの入るカジュアルな店内
ラプラージュ2.jpg

2匹はコースを注文し
しばらく待つと、まずオードブルが運ばれてきました。

カラフルな一皿を見て、ケルくんは大喜びです。

「いただきますクマ!! これが、フランスの味・・・!!」 バクバク

「待てケル坊、フレンチにはマナーというものがあってな、まず・・・」

丁寧にナプキンを広げたウメッピが見上げると、
既に向かいのケルくんのお皿は、すっかり空っぽになっていました。

生ハムをたっぷりと使ったオードブル、自家製の焼きたてパン
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かぼちゃのポタージュ
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本日の魚料理
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本日の肉料理
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毎日厳選された素材を調理しているので、日によって料理は異なる
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デザート盛り合わせは、ケーキやプリン、アイスにフルーツなど贅沢な一皿
ラプラージュ6.jpg

「おなかいっぱいクマ〜!」

コースをペロリと平らげ、おかわり自由の自家製パンを
たらふく食べたケルくんは、もうおなかがパンパンです。

「フランス料理って、お手頃で美味しくて、素晴らしいクマ・・・
僕、イタリアじゃなくて、フランスに永住することも考えてみるクマ!」

(お手頃なのは、このビストロだからだぞ・・・)

いつか、一人でフレンチに入って、たらふく食べた後
レジで目を白黒させるケルくんの姿を想像してしまい、少し心配になったウメッピなのでした。


   ◆◆◆



気楽に入れるカジュアルなフレンチ

ランチ(1,680円、2,100円、2,730円)

人気の1,680円コースは
オードブル、スープ、魚or肉料理、本日のデザート各種、パン、コーヒーor紅茶

ディナー(3,150円、4,200円、5,250円他)

注文を受けてから焼いてくれるパンはおかわり自由で
これだけ買いに来るお客さんもいるほど

シェフがほぼお一人で調理、接客をされているため
料理の提供まで、多少時間がかかることもある
ゆったりと過ごせる一日に是非



【Bistro La plage (ビストロ・ラ・プラージュ)】


アクセス:水戸市見川3-1083-3 七字マンション 1F
TEL:029-244-0882
営業時間:(月〜金 11:30〜14:00、17:30〜21:00)
       (土・日 11:30〜15:00、17:30〜21:00)
定休日:火曜
HP:なし
http://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080101/8002193/


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  • 2013.12.02 Monday
  • 08:00

お散歩マニア

【袋田の滝 (ふくろだのたき) 〜秋の美観瀑編〜】

JUGEMテーマ:自然


前に来たときは ひとりだったけど、
今度はウメさんと来ることができて、嬉しいクマ〜」

ここは、久慈郡大子町の『月待の滝』

秋の新そばが完売してしまったので、
2匹は紅葉を眺めながら、そばだんごを堪能することにしました。
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「この甘辛いのは、くるみの餡か? 珍しいな」

赤い布の敷かれた長椅子の上で、だんごを頬張っていると
時折ひらひらと、色付いた葉が舞い落ちてきます。
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「そういえば、この近くに袋叩き(ふくろだたき)という、恐ろしい名前の場所があるらしいクマ・・・」

「ふくろだたき!?」

一瞬 脳裏に、一匹の女の子グマの姿がよぎったウメッピは、
イメージをかき消すように慌てて頭を振りました。


「あんたら、袋田ん滝さ行ぐのげ?」

「えっ?」


突然の声にケルくんが驚いて振り返ると、
観光中らしいおじいさんたちが、こちらに歩いてくるところでした。

「わしらもちょうど、行ぐどごろだったがら、は〜 一緒に行ぐべ」

「んだんだ」

「でも・・・」

「かんまめーよ! こっから ちんとしか、かがんねぇって」


ということで・・・

ケルくんたちと、やたら押しの強い月待の老人ズは、
連れ立って袋田の滝を目指すことにしたのでした。
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   ◆◆◆


「やー、楽しがった!」

「ここが袋田の滝っつって、でっけーんだど! たまげっがら!」

「ほんじゃ、あっこが入り口だがんな」

友人と現地で待ち合わせていたらしい月待の老人ズは、
ケルくんたちに手を振ると、先に歩いていきました。


「行っちゃったクマ」

「いい爺さんたちだったな」


そのとき、老人たちを見送ったケルくんの鼻が、ひくひくと動きました。

「ん? この匂いは!?」

辺りを漂う香ばしい匂いの正体は・・・


「おばちゃん! お団子下さいクマ!」

「あいよ、250円だよ!」

「どんだけ団子食うつもりなんだよ・・・ あゆの塩焼き一つ!」

「ほいきた! 400円ね!」
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ケルくんがお店中の団子を食べ尽くす頃には、
あたりはもうすっかり暗くなっていました。

「わあ、綺麗クマ!」

そこには、昼間とは全く違う景色が広がっていました。
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滝に向かうトンネルの中も、電飾が施されピカピカと光っています。
紅葉滝6.jpg

提灯のあかりが照らす中、人の流れにのってケルくんは吊橋を渡っていきます。

「なんだかちょっと、怖いクマ・・・」

「オ、オレは鳥目なんだからな!!」
紅葉滝7.jpg

ドドドドドドド

地面を揺らすような水音とともに、2匹の前に姿を現した袋田の滝。


「うわあ、おっちゃんたちの言う通り、すごく大きな滝クマ!」

「これは・・・ ライトアップしているのか!?」
紅葉滝8.jpg

第一観瀑台に登ると、大勢の人がカメラを構えています。


「あっ!!!」

何かを見つけてしまったウメッピは、ぎぎぎ・・・と顔をそらしました。

(オレは何も見ていないぞ・・・)


「ケ、ケル坊・・・ ここから更に上に行けるみたいだぜ・・・!」

「本当かクマ! 登るクマ!!」
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様々な色に照らされた滝は、幻想的な雰囲気
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料金のかからないギリギリのエリアからでも、美しい姿を拝むことができる
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「うわああああ」

「怖いクマ! 怖いクマ!!」

たくさんのお札が貼られた 『四度滝不動尊』 に、ビビる2匹。
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トンネル内のエレベーターから、第二観瀑台に登ることができる
紅葉滝13.jpg

ふうふう言いながら第二観瀑台に登った2匹は、
現れた景色に思わず目をこすりました。


「・・・!!!」


紅葉した木々の額縁におさめられた、色とりどりに光り輝く滝の姿。

「こいつは、すげえ!!!」

「美しさの競演クマ〜!!!」


この後、追いかけてきた何者かに、こっぴどく叩かれることもまだ知らず、
2匹は寒さも忘れて、その美しさに見入っていたのでした。
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LEDの投光器20基による演出
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昼間の景観も見事なので、どちらも観賞することをオススメしたい
紅葉滝16.jpg


日本三大名瀑のひとつである袋田の滝は
落差120m、幅736mの滝で、
四段に流れ落ちることから、別名『四度の滝』とも

今年は、TOKYO GIRLS COLLECTIONや
数々のクラブイベントでライティングエンジニアとして高い評価を受ける相羽政明氏が照明を、
DJとして浜崎あゆみ等有名アーティストのリミックスを手がけ、
写真家としても活動しているKAITO(ヒロシワタナベ)氏が音楽を担当し、
袋田の滝を幻想的な空間に作り上げている

照明のパターンは30ほどあり、
来場者が自分で色を変えて楽しめるようになっている


★ライトアップ実施期間
2013年11月3日(日・祝)〜2014年2月11日(火・祝)
※上記期間中の金・土・日曜、祝日及び年末年始に実施している

★点灯時間
日没〜20時(12月31日は〜翌14時)



【袋田の滝 (ふくろだのたき) 〜秋の美観瀑編〜】


アクセス:茨城県久慈郡大子町袋田3-19
(車)常磐自動車道「那珂IC」より約50分
(電車)JR水郡線「袋田駅」よりバスで10分

営業時間:通常8:00〜18:00
(ライトアップ中は〜20:00)
観瀑台入場料金:大人300円、小人150円
(12月31日17時〜1月1日は無料)




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  • 2013.11.29 Friday
  • 08:00

食マニア

【TRATTORIA E PIZZERIA Amici (トラットリア・エ・ピッツェリア・アミーチ)】

JUGEMテーマ:グルメ



真剣な顔つきで、何やらカチャカチャと検索していたウメッピは
メガネをおでこに乗せると、ケルくんを手招きしました。

「茨城県で1番有名な窯焼きピッツァの店は、つくば市にあるらしいぞ!」

どうやら、ケルくんと食べ歩きをしているうちに、『食べログ』の閲覧が趣味になりつつある模様。

「美味しそうクマ〜」

覗き込んだケルくんのおなかがグーと鳴りました。

フットワークの軽い2匹は早速、食べログ イタリアン部門で堂々1位に輝く
Amici(アミーチ)を目指して出発することにしました。


   ◆◆◆


「この辺りだと思うんだが・・・」

「すっかり暗くなってきたクマ〜」


「あっ」

トラットリアの文字を見つけたウメッピ。
「ここじゃねーか!?」
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「わあ、車がたくさんクマ! さすが人気店クマ!」
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車の隙間を縫うようにして、入り口にやってきたケルくん。
いやが上にも期待が高まります。
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「いらっしゃいませ〜!」

店内には、チーズの焼ける美味しそうな香りが漂っています。


「もう、イタリアに永住してしまいたいクマ! 僕、どちらかというと外人顔だし、問題ないクマ!」

「そうだな・・・ いけるかもな・・・」
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ピッツァは焼き上がりまで時間がかかるということで、
繋ぎとして、サイドメニューからいくつか注文する2匹。

カザティエッロ
ナポリの復活祭で食べるパンで、ゆで卵、チーズ、ハム、ベーコン、粗挽き胡椒など
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あっという間にカザティエッロを食べ終わると、
店の中央に鎮座する赤い窯に、ケルくんもウメッピも興味津々。

「あっ! ケル坊、あれはな、『ピザピール』って道具らしいぜ!!」

「ウメさん、物知りクマ〜!」
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そのピザピールを使って、1枚のピッツァが窯から取り出されました。

「あっ! ケル坊、あれってオレたちのマルゲリータじゃね!?」

「絶対そうクマ!! 早く席に戻るクマ!!!」 ダダダッ ガタッ
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急いで席に戻り、
ナプキンを膝に敷き 正座して待っていたケルくんたちの横を、

美味しそうに焼けたマルゲリータは、
ジュージューと音を立てながら、通り過ぎていきました。

ガックリと肩を落とすケルくん。

〜 10分後 〜

再びジュージューと音を立てながら運ばれてきたマルゲリータは
今度こそ、ケルくんたちのテーブルに置かれたのでした。

「スゲー!!!」

「お・・・ 美味しそうクマ〜〜〜!!!」
アミーチ8.jpg

「カリカリで、もちもちクマ!!!」

一口食べるなり、衝撃を受けるケルくん。


「こちら、揚げピッツァになりまーす」

後から運ばれてきた揚げたてピッツァは、
こんがりキツネ色で、ぷーっと膨らんで美味しそう。

ウメッピがナイフをいれると、アツアツの湯気とともに、とろけたチーズが溢れてきます。

「見ろケル坊! 旨そうだぞ!!」

「チーズの宝石箱クマ〜!!!」

ウメッピは、ケルくんのために半分にしてやろうと、
伸びるチーズと格闘し始めました。

Amici特製 揚げピッツァ (いわゆるカルツォーネのフリット)
カルツォーネ・・・ピッツァ生地で三日月型に具を包んで調理したもの(オーブンで焼くのが一般的)
フリット・・・油で揚げたもの
アミーチ9.jpg

「2号店で、お持ち帰りもできちゃうクマ!?」

「買って帰ろうぜ!」

《焼き》と《揚げ》、2種類のナポリピッツァを堪能した2匹は、
最後のデザートに舌鼓を打ちながら、テイクアウトの算段を始めたのでした。

バナナのタルト
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コの字型に、外のテラス席を囲むつくりの店内
アミーチ11.jpg


イタリアでも南部にあって、
ローマ、ミラノに次ぐ第三の都市がナポリ

ナポリの伝統的なピッツァを守るため
イタリアで「真のナポリピッツァ協会」が設立されたが、
その協会に、日本で18番目に認定されたのが、ここアミーチ

メニューの半分以上がナポリ料理

カリッとしつつもモチモチな生地は、
仕込みに40分以上かけるというこだわりようだ

ちなみに1番人気は、シンプルなピッツァマルゲリータ
マルゲリータは、ナポリ料理の代表なのである


同じ道沿いにある2号店(Pizzeria AMICI)は、
ピッツァのテイクアウト中心のお店
アミーチ12.jpg

ピッツァ以外にも、パン、イタリア産のハムやサラミ、
チーズ、オリーブなどを量り売りしている

1号店と違って通し営業なので、
ランチを食べ損なった方は2号店へ行くと幸せになれるだろう
(11:00〜22:00、無休)



【TRATTORIA E PIZZERIA Amici (トラットリア・エ・ピッツェリア・アミーチ)】


アクセス:つくば市手代木286-1
TEL:029-852-5885
営業時間:11:00〜14:30(L.O 14:00)
       18:00〜23:00(L.O 22:00)
定休日:無休
http://www.napoli-amici.jp/index.html


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  • 2013.11.25 Monday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第11話》

JUGEMテーマ:ものがたり


久しぶりに帰ってきたハタラク谷。

ケルパパとケルママに見送られて、ケルくん、シーちゃん、ウメッピの3匹は、報告がてら長老の洞窟へ向かうことにしました。
洞窟1.jpg

洞窟まで、慣れた道をスイスイと歩く2匹。 一方ウメッピは、辺りをキョロキョロ見回して興味津々です。


「こりゃ見事なコケだ! そういや、苔玉盆栽ってのもいいよな!」

次回作の構想を練り始めるウメッピ。


「シーちゃん! きのこの山と たけのこの里、どっちから食べるクマ?」

上機嫌で、ポシェットを漁りだすケルくん。


すっかり遠足気分な2匹に、思わずため息をついて、先を急ぐシーちゃん。
洞窟3.jpg

ふわふわとしたコケの道を歩くうちに、案内の看板が見えてきました。

「これはまた、やけにフレンドリーな案内板だな・・・」
洞窟2.jpg

歩みを進めると、外の光が差し込む一際広い空間が現れました。
ここが長老の洞窟のようです。

「長老!! 今、戻りました!!」

ムッシャムッシャ

「美味いのう 美味いのう・・・ う!?」


3匹の気配に気付くと、
パンダの箱を慌てて岩陰に隠し、口元の食べかすを拭く長老。


「オ・・・ オホン!!! そなたたち、よく来てくれた」

ヒゲを整えた長老は、新聞紙の上で陰干ししてあった杖を握り、
厳かな表情で背筋を伸ばしました。
洞窟4.jpg

〜 十数分後 〜

「ふむ、頑張っているようじゃな。 しかし・・・」

長老は、シーちゃんの方をちらり。

「もしや、シーが手伝ってやっているのではあるまいな?」


「それはもちろ・・・ぶん!!!」

ぶん!!!と変な声をあげて、突然卒倒するケルくん。

(ケ、ケル坊-------------!!)


「ウフフ。 そんなこと、していませんわ」 ギラッ

「それならよいが・・・
ケルのやつ、またわしの話の途中で眠りおって、しょうがないやつじゃな」

(許せ、ケル坊・・・) ブルブル


「それより長老! 私がスキルをどれほど上げても
 一人前と認められないのは何故ですか!」

一歩前へ出たシーちゃんは、長老に訴えかけます。
それは、以前からずっと疑問に思ってきたことでした。

「この谷一番との称号を得るほどに、私は日々精進してきました!
歴代の長老に劣らないほどの能力をも、身につけた自信があります!
なのに・・・ どうしてエグゼクティブに昇格できないんですか!」

何かの力が働いているとしか、思えない!」

シーちゃんは、自分の体にある赤い紋章を見つめたまま
唇を噛み、俯いてしまいました。

何匹もの同期のクマたちが、次々とエグゼクティブへ昇格し
プラチナカラーの紋章を手に入れるのを目にするたびに、シーちゃんはとても悔しい思いをしてきたのでした。


「シーよ、そのことについては、今の時点では、
おぬしに伝えてやることはできないのじゃ・・・ すまんのう」

頭を垂れる長老。

「やっぱり、何かが操作されているのね・・・」

シーちゃんの闘魂が、めらめらと燃え上がり始めました。

「いいわ・・・ 何があっても、私は自分の道を突き進むだけよ!! 負けるもんですか!!」

シーちゃんは、白目を剥いたままのケルくんの首根っこをむんずと掴むと、
鼻息も荒く、洞窟の外へ出て行きました。
洞窟5.jpg

慌てて追いかけようとするウメッピに、長老が声をかけます。

「いつもケルが世話になっておるな」

「や、まぁ・・・
 なんつーか、世話ってほどのもんでも・・・」

照れくさくなり頭をポリポリかくウメッピを、長老はじっと見つめました。


「梅の精よ、そなたがケルと出会ったのは、偶然ではないのじゃ」

「な、なんだと・・・

 どういうことだ!?」


ウメッピの問いにも、長老は穏やかに微笑んでいるだけで、
それ以上何も答えようとはしませんでした。




ハタラク谷の謎!!
ケルくんの知らないところで、何か大きな力が働いている・・・!?

《第12話へつづく!》


エグゼクティブ・・・ 幹部、重役、高級社員の意
ハタラク谷のクマたちにおいては、一人前になったことを示すものであり
体の紋章の色は、赤→プラチナへと変わる


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  • 2013.11.22 Friday
  • 08:00

食マニア

【siretoco donuts (シレトコ ドーナツ)】

JUGEMテーマ:スイーツ

上野編 その2

〜 前回のあらすじ 〜
ジャイアントパンダのパン次郎さんに会うために上野を訪れ、
ウメッピたちへのお土産にキイニョンの生クリームスコーンを購入したケルくんは、あるものを見つけて足をとめ・・・!?


ここは、引き続き上野駅構内のエキュートの中・・・
シレトコ1.jpg

「こ、これは・・・!?」

ケルくんが駆け寄ったのは、
上野らしいお茶目なスイーツを売っているお店でした。


「パン次郎さんが、いっぱい・・・!!??」
シレトコ2.jpg


「シ・レ・ト・コ? 聞いたことがない食べ物だクマ!」
シレトコ2.jpg

「シレトコは、北海道の端っこにありまして・・・
私たちは、中でも酪農の盛んな中標津(ナカシベツ)で、ドーナツを焼いてお客様にお届けしているんです。 油で揚げてないので、ふわふわでヘルシーなんですよ!」

知床(シレトコ)を知らないケルくんに、お店のお姉さんが優しく教えてくれました。
シレトコ3.jpg

「ホッカイドウから、はるばるやってきたドーナツなんだクマ??」

北海道ミルク、北海道かぼちゃ、ココアチョコ、チョコチップ、しお生キャラメル、ラムレーズン・・・
ケルくんは、色とりどりのふかふかドーナツに ちょこんと乗ったコパンダたちを見つめました。

「はい! 1番人気は、ミルクをたっぷり使用した北海道ミルクです!」

『1番人気』とシールのついた北海道ミルクドーナツは、
黄金色でふんわかしていて、とても美味しそう・・・

「じゃあ、このホッカイドウミルクを、3つ・・・ いや、4つくださいクマ!!」
シレトコ5.jpg

ヘルシーという言葉を信じて、ちゃっかり自分の分を2つ購入するケルくん。


「お土産が、たくさんできちゃったクマ〜」

シーちゃんが歓声をあげ、ウメッピが美味しいお茶を淹れてくれて、
3匹でお土産を囲んでいる様子を想像して、ケルくんは目じりを下げました。


「そういえば・・・ ウメさんの盆栽は、入賞できたのかクマ?」

ケルくんは、スコーンとドーナツの箱を大事に抱えて、水戸行きに乗り込むと
幸せな気持ちで電車に揺られていったのでした。


コパンダを埋め込んだ通常のドーナツだけではなく、季節限定ドーナツも様々
シレトコ7.jpg

デコレーションされたドーナツは、もはや芸術品の域
シレトコ8.jpg

可愛らしいドーナツは、お土産として大人気!
シレトコ9.jpg

埋め込まれる動物は、通常は北海道らしくクマ(左)だが、
上野店はパンダ、渋谷店はハチ公(右)
シレトコ6.jpg


北海道店(中標津)、上野店、渋谷店(西武百貨店)、新千歳空港店があり
中標津にある北海道の工房で焼き上げている

北海道のしぼりたてミルク、知床の塩生キャラメルや、シレトコハチミツを使用した
油で揚げないドーナツ

ひとつひとつ手作り、手焼きで仕上げられたこのドーナツは
まるでケーキのようにふっくらして、ふわふわボリューミー
温めるとふんわり、冷やすとしっとり


『上野動物園の赤ちゃんパンダが天国に行ってしまい、みんなの心にぽっかり穴があいたから、シレトコドーナツの穴に可愛いコパンダを埋め込んだ』 のが、パンダド−ナツの始まりだという


【siretoco donuts (シレトコ ドーナツ)】


アクセス:JR上野駅構内3F エキュート上野内
営業時間:8:00〜22:00(金曜は22:30、日祝21:00まで)
定休日:エキュート上野に準ずる
TEL:03-3843-2077
http://www.ecute.jp/ueno/shop/849.html
http://siretoco23.jp/

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  • 2013.11.18 Monday
  • 08:00

お散歩マニア

【竜神大吊橋 (第25回 紅葉まつり〜恋する紅葉&新そばフェア〜)】

JUGEMテーマ:茨城/イバラキ

「ヒュー!! すんげー眺めだぜ!!」
竜神大吊橋1.jpg

ここは、常陸太田市の、竜神大吊橋。
竜神大吊橋2.jpg

『恋する紅葉&新そばフェア』という、ロマンティックかつ食欲倍増なキャッチコピーに惹かれて、はるばるやってきたまでは、よかったのですが・・・


「なんだケル坊、まだそれっぽっちしか進んでないのかよ!」

「わわわ、地面がスケスケクマ〜」
竜神大吊橋4.jpg

そこには、吊橋のスタート地点付近で、欄干にしがみついたまま
先に進めないケルくんの姿がありました。

「こんな最期を迎えるなら、あと2杯くらい、お蕎麦を食べておけばよかったクマ・・・」
竜神大吊橋5.jpg


パシャ! パシャ!
シャッター音がして振り返ると、そこには・・・

「シーちゃん!」

「あら、いたの、あんたたち」

ハンカチを敷いて膝をつき、際どいアングルからシャッターを切っていたシーちゃんは、立ち上がると、ぽんぽんと汚れを払いました。

「私、いちフォトグラファーとして、
今年も《ニコンフォトコンテスト》でグランプリを獲らないといけないのよね!」

(前グランプリなの!?)

「体型どころか、中身までだらしない男って、本当に嫌だわ・・・ じゃ、お先に!」

シーちゃんは、望遠レンズを仕込んだプロ仕様の一眼レフを抱え、
ケルくんたちを颯爽と追い抜いていきました。

「あぁぁ、シーちゃん!!」

醜態を晒して取り残され、魂の抜けそうなケルくん。
なんとか励まそうとするウメッピ。


そのとき、はしゃぐ女の子グループが対岸から戻ってきました。
これから向かうグループとすれ違い、何やら話しています。

「竜神のカリヨンだっけ? 行った?」
「うん、鳴らしてきた!」
「2人でボタンを押して、愛の鐘を鳴らすと、結ばれるらしいよ!」
「え〜! うそ〜!!」

はいつくばっていたケルくんの耳が
ダンボのように大きくなっています。

(大変クマ! 早くシーちゃんを追いかけないと、
一緒にボタンを押せないクマ!!)

やる気がメラメラと燃え上がるケルくん。

ふらふらと歩いては欄干につかまり、
しゃがみこんでは立ち上がり、を繰り返し
ようやく渡りきった頃には、すっかり日が暮れてしまっていました。


「きっと・・・ シーちゃんは、もう帰ってしまったクマ・・・」

「元気だせよケル坊! シー姐さんとは今んとこすれ違ってないだろ!
まだこの辺で、写真撮ってるんじゃねーか?」

とぼとぼと歩くケルくんの前に、不思議なドーム型の建物が現れました。
温かい光に包まれて、幻想的な雰囲気です。
竜神大吊橋6.jpg

「この灯りは・・・ もしかしてこれが、竜神のカリヨン!?」

女の子たちの会話を思い出し、テンションのあがるケルくん。

「シーちゃんは・・・」

ケルくんは、ボタンに手をかけたまま、周りをキョロキョロ。


「ん? このボタンを押すのか?」

飛んできたウメッピが、もう一つのボタンの上に
ちょこんと降り立ち・・・

「あっ」

2匹で鳴らす愛の鐘が、秋の竜神峡に 美しくこだましたのでした。



   ◆◆◆



竜神大吊橋7.jpg

第25回 竜神峡紅葉まつり------------------------------------------------
〜恋する紅葉&新そばフェア〜

期間 11/1(金)〜11/30(土)

竜神大吊橋でのイベント

★物産市(そば・うどん・こんにゃく・鮎の塩焼き等)
★紅葉まつりスタンプラリー
★フォトコンテスト
★新そばフェア
★屋外ステージでの合唱・演奏会(11/16、17、24)
★石窯焼きピザ販売(11:00〜16:00 完売時修了)


『竜っちゃん乃湯(たっちゃんのゆ)』でのイベント
(吊橋からすぐ側にある、露天風呂を備えた温浴施設)

★フォトコンテスト
★そば打ち体験教室(11/24 当日受付可)

----------------------------------------------------------------------------

竜神峡は、茨城の奥久慈県立自然公園にあり
竜神峡の渓谷を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上にかけられたのが竜神大吊橋

高さ100m、長さ375mと、歩行者専用の橋としては本州一の長さを誇る
一度に3500人渡っても大丈夫なように設計されている

対岸には、「木精の鐘(もりのかね)」というカリヨン施設があり
「愛の鐘」「希望の鐘」「幸福の鐘」3種類がある
特に愛の鐘は、2人でボタンを押すことから、カップルに人気!
竜神大吊橋8.jpg

(カリヨン・・・音色の違うベルを組みにし、メロディを自動演奏する装置)
竜神大吊橋9.jpg

橋のたもとには、特産品を扱う「水府物産センター」
手打ち蕎麦や竜神うどんなどメニュー豊富なレストラン「森の風」などもあり、景観を楽しむと同時に地元の美味しいものを堪能することができる。
竜神大吊橋10.jpg

※吊橋は、強風や雷などで通行が制限される場合があるので注意



【竜神大吊橋 (りゅうじんおおつりばし)】


アクセス:茨城県常陸太田市天下野町2133-6
 (車)常磐自動車道「那珂IC」から国道349号を経由し竜神大吊橋方面へ
 (電車・バス)常磐線「水戸駅」より、水郡線「常陸太田駅」下車、茨城交通バス「下高倉行」または「下高倉・大子行」に乗車、竜神大吊橋入り口下車

通常時営業時間:8:30〜17:00
渡橋料金:大人300円、小人200円
定休日:無休
TEL:0294-87-0375
http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/


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  • 2013.11.15 Friday
  • 08:00

食マニア

【la boulangerie quignon (ラ・ブランジュリ キィニョン) エキュート上野店】

JUGEMテーマ:おいしいパン

上野駅のパン次郎さんと意気投合し、すっかり仲良くなったケルくんは
いつの間にか、上野駅の常連さんに!

「美味しかったクマ〜」

今日も、パン次郎さんと「ちぢれ太麺とストレート細麺」について、
食いしん坊同士 熱い議論を交わした後、たらふく実食し満足した様子。

シーちゃんや、盆栽大会に出場するため来られなかったウメッピにお土産を買うべく、帰りの常磐線のホーム付近から、エキュートに入ろうとしていたケルくん。

クンクン

「これは、香ばしいバターの匂い・・・!!」

通路から、文字を模ったパンが可愛らしく飾られているのが見えます。
キィニョン外観.jpg

「きーにょん? 不思議な名前のお店クマ!」

店先で『上野みやげ』の文字を見つけたケルくんは、渡りに船と、店内に入っていきました。
キィニョン外観2.jpg

「バターの甘い匂いが、たまらんクマ〜」
キィニョン店内.jpg

ウインドウには香ばしく焼けたパンたちが、ずらりと並んでいます。

「ん? これは・・・ いい意味で、オードソックスなパンが少ないクマ!」

コロネパンひとつとっても、
ビターチョコで仕上げた「大人のコロネ」、紅茶クリームの「ミルクティーコロネ」・・・

他にも、オレンジチョコ味や、メープルくるみ、かぼちゃマロン・・・
素材を組み合わせるなど、工夫を凝らしたパンやお菓子が多いことに、ケルくんは感心しきりです。
キィニョン店内2.jpg

焼きあがったパンを並べていたお姉さんは、ケルくんに気付くと
試食のスコーンを出してきてくれました。

「秋冬限定の、スイートポテトスコーンです! どうぞ!」


パクッ

「うま!!!」


『スコーンとは、ザクザクした美味しいもの』 という概念を 覆される新食感に、試食スコーンを おかわりするケルくん。

「これは、ケーキのようだクマ! こういうスコーンもあるのかクマ!!」

みんなに食べさせてあげたいなあ、と思ったケルくんは
スコーンをお土産にすることにしました。

秋冬限定のスコーンたち
キィニョンスコーン.jpg

ゆずハニー、ベリーベリー、ココナッツパイン、黒糖くるみ、カフェオレ、宇治抹茶みるく、いちじくなど、季節によって様々なスコーンが販売される
キィニョンスコーン2.jpg

スコーンは、お得なボックスセットも販売しているが、
好きな種類でも、5つ買えば、可愛いパンダボックスに無料で入れてもらえる
キィニョンスコーンボックス.jpg

パンダの可愛い箱にスコーンを詰めてもらい、
ほくほく顔で帰ろうとしたケルくんは、あるものを見つけてしまい・・・!?

(上野編 つづく!)


フランス語で 「ラ・ブランジュリ」は パン屋さん
「キィニョン」は パンのはじっこ、よく焼けた部分、ひとかけら、の意味

「パンがあることでうれしいことが一つ増える」
そんなパンをつくる国分寺発のベーカリー

こだわり素材で丁寧に作るパンと、驚きのしっとり感で大人気の生クリームスコーンを豊富なラインナップで提供している

生クリームで仕込んだスコーンは、ジャムやクリーム要らずのケーキ食感
表面はパリサク、中はしっとり

トロピカルコルネや いちごメロンパンなど
定番のパンも季節限定の新作が続々出るので、リピーターも多い


【la boulangerie quignon (ラ・ブランジュリ キィニョン) エキュート上野店】


アクセス:JR上野駅構内3F エキュート上野内
営業時間:8:00〜22:00(金曜は22:30、日祝は21:00まで)
定休日:エキュート上野に準ずる
TEL:03-6895-0050

http://www.ecute.jp/ueno/shop/489.html?s%5Bcd%5D=3&s%5Bid%5D=
http://www.quignon.co.jp/


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  • 2013.11.11 Monday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第10話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「お給料を下さいクマ!」

登録ケル.jpg

ケルくんがガラスの扉を押し開けてオフィスに入ると、受付の女性が笑顔で迎えてくれました。
「ハタラクマさんですね! お待ちしておりました!」

領収証にサインをすると、受付の女性はケルくんに封筒を手渡します。
「こちらになりますので、お確かめください。」

封筒の中には、樋口一葉が1枚と、野口英世が2枚入っていました。

「やったクマ〜!! 初めてのお給料クマ〜!!!」

ケルくんは、その場でぴょんぴょんして大喜びです。


(何を買おうかな・・・)

(大富豪になってしまった今、チュッパチャップスもディスプレイごと買えちゃうクマ・・・)

(ストロベリークリーム、コーラ、キャラメル、チョコストロベリー、チョコバナナ、アメリカンチェリー・・・)

「いや、初めてのお給料は、パパとママのために使うクマ!!
それが、漢というものクマ!!」

お菓子の誘惑を断ち切ったケルくんは、報告を兼ねて
谷の実家に帰ることにしました。


   ◆◆◆


〜〜〜 ハタラク谷 〜〜〜


「ここがケル坊の故郷か・・・」

「なんであなたまでついてくるのよ!」
ハタラク谷.jpg

「パパ、ママ、ただいまクマ〜!!」


「あらやだ! ケルじゃないの!!」

「本当だママ! ケルが帰ってきたぞ!!」

小さなログハウスにやってきたケルくんとウメッピ、シーちゃんは
ケルパパとケルママに迎えられました。
ケル実家1.jpg


「おじ様、おば様、お久しぶりです!
こちらは、ケルくんのお友達の、えー・・・・・・ うめぼしよ!!」 カッ

(オレの扱い、ひどくね!?)

「やあ、うめぼしくん」

「うめぼしくん、ケルがお世話になってます」

(もう何でもいいか・・・)

諦めるウメッピ。


「ちょうどお隣さんから、崎陽軒のシュウマイを頂いたところだけど、
ひとつ足りないのよね! いやだわ〜」

「おば様、お腹周りのだらしないケルくんの分は要らないと思うので、
どうぞおば様は、召し上がってください!」

「あら、そう? それもそうね! 管理栄養士にダイエットアドバイザーのシーちゃんがいてくれると、ケルも安心だわ〜」

「私たちも心苦しいが、ケルの健康には代えられないからな!」

「みんな、ずるいクマ〜」

オーホホホホホ!
ウフフフフフ!
ハッハハハハハ!
ケル実家屋内1.jpg


「聞いたわよ! ケルのお仕事を手伝ってくださったんですって?
シーちゃんは本当に、ハタラクマ一族の誇りよ! 是非、うちのケルのお嫁さんに来てほしいわ!」

「そうだママ、それがいいぞ!
彼女が私たちの娘になるなんて、素晴らしいじゃないか!」

「いやですわ おじ様おば様、スキルもない貯金もない車もない・・・
低スペックで、ださいケルくんなんて、あり得ませんし、お断りですわ!」

「まあ! それもそうね!!
うちのケルじゃ、正直ださすぎて無理だったわ!」

オーホホホホホ!
ウフフフフフ!
ハッハハハハハ!

「そうだぞケル! ママの言うとおり、ださい男は、女の子にモテないぞ!!」

「みんな、ひどいクマ〜」

オーホホホホホ!
ウフフフフフ!
ハッハハハハハ!
ケル実家屋内2.jpg

(すげえ家族だな・・・)

崎陽軒のシュウマイを半分こしてあげながら、ウメッピは
ケルくんがマイペースに育った原因が、なんとなーく理解できた気がしたのでした。


《第11話へつづく!》


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  • 2013.11.08 Friday
  • 08:00